朝から雲ひとつない晴れ。気温も上がって心地よい小春日和です。

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先月の終わりに、続けるように発売された保坂和志さんの本、
「地鳴き、小鳥みたいな」と「試行錯誤に漂う」。

保坂さんの小説を読んでいる時間は、とても心地よく、その時間の中に、
ずっと居続けたくなるような、話の中に自分も入り込んで、出てくる人たちと
共に語り、考えているような、私にとって、愛おしい大切な時間です。

それはエッセイでも同じで、読みながら考えている時間が愛おしい。

「試行錯誤に漂う」では、読みながら、哲学者の内山節さんの講義との
共通性などを考えていました。

山についての話は、民衆仏教のあり方の話とのつながりを強く感じ、
そのつながりを感じた自分の思考の奥を掘り下げてみたい・・・。

この本に出会えてよかった、そう思います。

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荻窪の本屋さんTitleの2階ギャラリーで、“保坂和志 試行錯誤の部屋”を
開催していると知って、行ってきました。

Titleさんは、ずっと訪れてみたかった本屋さん。
外観も、とっても素敵です。

ギャラリーには、直筆原稿や、猫たちの写真などが、壁一面に飾られていました。
真っ白い空間に、秋の陽射しが入り込んで、素敵な雰囲気です。

飾られている原稿で、「試行錯誤に漂う」の中で、まだ読んでいなかった章、
おせち料理の絵をじっくりと読みました。

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イベント開催中は、保坂和志さんの著作かみずずのバックナンバーを購入すると
掌編紙「好きなもの」をいただけるとのことだったので、みすずを購入しました。

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お店に併設されているカフェで、「試行錯誤に漂う」の続きを読みます。
ギャラリーで読んだ「おせち料理の話」の章を読み始めたら、
夢のような、ありえないような出来事が起こりました。

保坂和志さんの本を読んでいる私の前に保坂和志さんが現れたのです。

偶然、著作へサインを入れに、展示会場にお越しになられたとのことでした。

それから後の記憶は、断片的で曖昧で、夢見心地でいるような感覚で、
それでも、しっかりと心に刻まれている記憶もあって、その記憶を大切に
持ち続けたいです。

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読んでいた本に、サインをしていただきました。
嬉しい、宝物にします。
気さくにサインをしていただき、ありがとうございました。

席を立ってからも、地に足がつかないような、不思議な感覚で家路に着きました。
生きていると、こんなことも起こるのだなぁ。。。

Titleさんでの“保坂和志 試行錯誤の部屋”は、11月22日まで開催中です。
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2016.11.17 Thu l イベントのはなし l コメント (0) トラックバック (0) l top

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